スターブレイダ―ズ
エピローグ
ブロンズ・ランクに進んだスター・ブレイダーズは今日も宇宙で戦いを繰り広げていた。
ザ・ニンジャ、ヘルパー・マンティス、シールド・ディフェンダーズなど並みいる強敵達を団結力とコンバイン・アクセスで倒していった。
あれから仲間の絆も高まり、スター・ブレイド03―Fと合体すれば『スター・ブレイド・クリムゾン・ドラグーン』、04―Aと合体すれば『スター・ブレイド・ガーディアン・ペガサス』、05―Vと合体すれば『スター・ブレイド・ハウリング・ケルベロス』となった。しかし……
「おいレナ! 何で出来なかったんだよっ?」
今日の試合終了、スター・キャッスルに帰還したシンジとレナは再び口喧嘩となった。
実はあれからと言う物レナとだけは上手く合体できず、試合には勝ったが危うい勝利となったのだった。
「そんなの知らないわよ、アンタまた余計な事考えてたんじゃ無いでしょうね?」
「んな訳あるか! 俺はチームの為にだな……」
「だったら合体できない訳ないじゃ無い、馬鹿シンジ!」
「テ、テメェ、また馬鹿って言いやがったな!」
「馬鹿を馬鹿って言って何が悪いのよ馬鹿っ!」
2人は周りの目を気にせずに喧嘩を続けていた。
ホークは頭を抑えた。
「やれやれ、これから先が思いやられる……」
「私も心配になって来ました……」
チサトもプロメテスと供に手を上げた。
「でもまぁ、あれですよね?」
「……そうね、あれね」
シーラは手を合わせ、ビアンカは苦笑混じりでため息を零した。
そして仲間達は口を揃えてこの言葉を言った。
「「「喧嘩するほど仲が良い」」」
その証拠にレナの首にはシンジからの誕生日プレゼントの星型の髪飾りが輝いているのだった。