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南 総太郎
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novelistID. 32770
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『含羞笑い』
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『含羞笑い』
高校の器楽部で
君はヴァイオリンを弾き
僕はチェロを弾いてた
今度の日曜日
合奏の練習をしようと誘ったら
君は
含羞笑いし ながら
頷いた
その日
君は自転車で
無人の校庭を
走って来たね
スカートを翻して
でも
二人は合奏なんかしないで
少し
弓のことを話しただけだった
誰もいない校内は
静まってたっけ
結局
肝心の一言が
口に出せなかった
でも
いつの日か
結ばれると
思ってた
あの頃は
あれから
60年が
過ぎ去った
最近
同窓名簿で
君の苗字が昔の侭だと
知った
作品名:
『含羞笑い』
作家名:
南 総太郎