旅の途中・・・杖
小さな可愛い愛の花が咲いている
少しずつ種を蒔き、優しい風と太陽と
言葉のハーモニー
荒れた地面にほんの少し手を差し伸べ
心の栄養を文字に込めて
気づきを与えつつ母のように叱り
優しく包み込む
勘違いの種たちは道を反れてしまう
思い込みの道へと・・・
素直な種たちは道を反れる事なく
それぞれの道に根を生やす
到達すべき道はまだまだ
目指すは、金色に輝く雄大な富士
一歩一歩踏みしめる道は
長く険しい
愛という種を蒔きながら
あなたは、金色の富士を目指す
まだ、旅の途中
いまは、心に栄養を蓄えよう
そして、また歩き出そう
心の赴くままに、あなたの道を
あなたの杖になろう
支える、支えられる一本の杖
あなたの愛で育った樫の木の杖
折れるまでそばに・・・