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message to night

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秋本番を迎えたね
今夜は熱々のCOCOAを入れてみました

ふぅふぅ…アチっ
ちょっと冷ましてから

少し舌にザラついた感触
ほのかに甘い感触
香り立つチョコのように甘くほろ苦い

熱いCOCOAが静かに喉元を落ちていく

ホッと一息つきながらベッドに入る

いつもと同じ時間…
携帯を充電しながら枕元に…

六畳の部屋、小さい豆球一つでも結構明るいね

たまにやってくる
君からのメッセージ
深夜の密かな楽しみ

枕元の携帯を見つめ
着信すると君のハンドルネームが光るんだよ

着信画面には君の写メが表示されるんだよ

当たり前の事だけど
こんな夜中に僕からメッセージはできない

だからね、じっと見つめながら待ちながら寝るんだよ

他愛もない一言が、優しく僕を包み込み
癒してくれるのさ…

僕は表現が下手くそだから君を癒すだけの
詩は書けないから…

僕は寂しがり…
ヤキモチ妬き…

仕事の時とは大違いだよ
君の事になると特に…

素直ではない時、君を困らせるよね
まるで、駄々っ子の時と一緒だね

歳をとるに連れ…駄々っ子に戻って行くのかな

許してくれよ…男ってそんなもんだよ

君のメッセージ…
今、この時も待って眠ります

秋の夜長…
ウトウトしながら携帯を見つめてる

朝も昼もどんな時でも
君からのメッセージ…
楽しみにまってるよ
作品名:message to night 作家名:風の旅人