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彼と幽霊 2話

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前回のあらすじ
私の名は、望月 幽
幽霊が見え、話せる体質の持ち主だ
女の幽霊を見て、何か引っ掛かる私…
家に帰ると女の幽霊がいたその正体は、幼い頃告白してきた女の子の幽霊だった

私は、まだ信じきれなかった。彼女が黒恵だと言うことを……
黒恵はあまり明るくないし、人前に出た試しがなかったからだ人見知りというやつだ
「ホントに神崎 黒恵なのか?」
幽霊は答えた…
「うん、そうだよ…約束を忘れる訳がないよ」
綺麗な声で確かに言った…「まだ、話したい事はあるけど用意しないといけないから。それと今日は逢いに来ただけだから、また来るね…」
「待ってくれ!黒恵!」
「大丈夫だよ、必ず逢いに来るよ。」
そう言ってスウッと消えていく
気がついたらそこには誰も居なかった。
試しに「黒恵」と呼んでみても出てこない。
(返事できなかったな。また来るらしいからその時でも返事をしよう…用意とは何の事だろうか?)


私は、夕食を済ませて風呂に入り、明日が休日であることを確認した。
私は、ベッドに入り黒恵の事を考えた。
どうして今になって出て来たのだろう…
どうやって私を見つけたのか…
どれも気になるが考えても仕方ない。
「そういえば…明日は涼風とジョギングする約束していたな。」
今日の昼休みに、「一緒にどう?結構楽しいよ~」
と誘われたので約束した
「今日は寝よう。」
私は眠りについた
黒恵を想いながら
作品名:彼と幽霊 2話 作家名:ざぶ