恋愛日記
〜心変わり〜
Y君が大好きだった
とても・・・、とても・・・。
だけど、心変わりは突然やってきた
Y君との仲は変わらず平行線
しゃべりかけても「え?」の一言
つまらない
もっと喋りたい
こんな感情が私を取り巻いていた
そんなある日
学校の鏡で髪の毛を直していた時
S君がやってきた
私の横で髪の毛を直している
その時私は見てしまった
一生懸命鏡とにらめっこしている彼の横顔を
ドキッときた
だけど・・・
「かっこいいなんて思っちゃダメ」
そう自分に言い聞かせた
でも、次の瞬間
その言葉が吹っ飛んでしまうくらい
彼に惚れてしまった
S君が私の顔をのぞくように見てきた
「なっ・・・、何??」
「いや・・・べつに・・・。」
「何か変なもんでもついてる?」
「付いてないけど・・・」
彼はしきりに私の顔を見てくる
「あんまりじーっと見ないでよ、恥ずかしいけん」
そういっても彼は動じなかった
私は恥ずかしくなってしまいその場から逃げた
びっくりした
そして・・・心変わりをしてしまった。