KILLER LAWSUIT
-4日目-
殺人が起きたせいかこの施設は前より沈黙の状態となった。
全員が集まっていた食堂も数人は席を開けるようになった。
武田「死体は昨日見つかったから明後日ぐらいまでに推理すればいいのか」
松尾「昨日じゃなくて一昨日殺されてるかもしれない。最悪の場合を仮定して 推理していかないとな。」
上野「そうだな。」
松尾「しかし、全員の名前と部屋番号がわかってるとやっぱりいいな。推理が ある程度しやすい。」
緑川「犯人はわかったの?」
松尾「悪いんだが昨日ではあまり分からなかった。しかし今日なんとしても調 査する。安心しろ。」
緑川「ありがとう、ところでさっき蒼井のところに行ったら、死体が消えてい たの。」
松尾「何!回収されたのか?」
緑川「知らないけど無くなってたよ。」
上野「そうか・・・少し手掛かりがなくなったな。」
緑川「手掛かりと言えば、蒼井が死んでたところに文字が書いてあったんだけ ど。」
松尾「なんだって!?何が書いてあったんだ?」
緑川「確か英語でアイ・ブイって書いてあった気がする。」
上野「とりあえず行ってみようぜ。」
武田「本当だ・・・」
そこには赤い字で確かにI・Vと書かれていた。
作品名:KILLER LAWSUIT 作家名:pawa2012