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俺とみこの日常 2話

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今回はみこが居候に来た翌日の話だ。

「そーくん、もう8時だよ起きろー!」
なんか耳元で聞こえる。無視しよ。
「おーきーろー!」
うるさいな〜。
「学校行けー!」
「今日は土曜日だから学校は休みなんだよ!!」
耐えきれなくなった。
「そーなの?」
「今日は何曜日かぐらい覚えとけ!」
「はーい」
「つかお前なんで起こしに来たの?」
「1人で暇だったから」
「は?何時に起きたの?」
「いつも通りの4時〜!」
「はえぇな!」
農家並みだ。ちなみに家には畑も田んぼもない。
「早くないよ〜普通だよ」
「お前の普通は普通じゃねえ!」
世界はお前を中心に回ってるわけじゃない。
「そんなに早く起きて何してんだ?」
「んーとねーシャワー浴びて、着替えて、あとの2時間50分は考え事してた」
「特に早起きの意味ねぇー!」
考え事長いな!
「ちなみに何考えてたんだ?」
「あ、答えたくなければ答えなくてもいいぞ?」
「明日着る服はメイド服にするか、そーくんの服貸してもらうか」
「は!?」
メイド服!?
「お前が持ってきてた荷物の中身は…」
「メイド服と今着てる服と財布〜!」
「それだけ!?」
かばんはやたら大きかったのに。
「そーくんどっちがいい?」
どうしよう。メイド服着せてて、それを誰かに見られたら…。
そうだ!
「俺の服を着て、一緒に服を買いにに行こう」
「いいよ〜!」
よし、とりあえず
「朝ご飯作るか」
「あたし作るの手伝うよ〜!」
「お、お前何作れんの?」
料理ができたとは。人は見た目によらないな。
「目玉焼き!」
ん?それだけ?
「あとね、インスタント系!」
前言撤回。見た目通りだ。
「じゃ、俺は米を炊いたあとに味噌汁作るからお前は目玉焼き作ってて」
「はーい」
作品名:俺とみこの日常 2話 作家名:ざぶ