俺とみこの日常 2話
今日は疲れたな、早く寝るか…。
(今までのパターンから察するに…)
「一緒に寝よーー!」
やっぱり…。あの時となりのへやでもいいって言ったのはこういう理由からか…。
俺は急いで自分の部屋に入ってドアの鍵をかけた。
「そーくん?今『ガチャッ』って聞こえたけど、何?」
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「鍵かけてるーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
うるさいなぁ…。あっ!やってもうた…。読まれた……。
「あーーーーーーーーーーーけーーーーーーーーろーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
ん?聞こえてないのか?
それにしてもうるさいなぁ…。
「耳栓しよ」
「ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
まだなんか聞こえる。
仕方ないなぁ…。
ガチャ
「あ、そーくんひどいよー!」
「早く自分の部屋に行って寝なさい」
「いやだ」
「寝なさい」
「ちゅーしてくれたらいいよ?」
「いやだ」
立場が逆転してしまった。
「ちゅー」
「いやだ」
「じゃ、この部屋で寝てもいい?」
「仕方ないなぁ、いいよ」
「あたしが寝たあと違う部屋に行って寝る、とか無しだよ?」
くっ!先手を!
「やっぱり」
「わかった、じゃあ俺は布団で寝るから」
「それもだめ」
「どうして!?」
「一緒のベットで寝るの」
みーたんは俺に何したいの!?
「別に何もしないよ」
なら一緒に寝てやってもいいか、仕方ない。
不本意ではあるが。
ベットに2人仲良く入った。
「じゃ、おやすみなさい」
「おう、おやすみ」
本当に何もなかった。
みこはすぐに寝てしまった。
俺も何もしなかった。
俺はロリコンじゃない、という理由からだが。
俺は考え事をしていたが疲れていたからかすぐに寝てしまった。
みこは何者なんだろうと考えながら…。
(第2話 END)
作品名:俺とみこの日常 2話 作家名:ざぶ