俺とみこの日常 1話
放課後、俺は部室に向かった。
こういった感じの作品の主人公は基本部活には入っていない。
が、俺は「文化部」という部活に入っている。
運動部、文化部の方の意味じゃない。文化部という部活だ。
部活に入っているとはいえ、文化祭の時ぐらいしか活動しない。
普段は友達や先輩と雑談してるだけだ。
顧問も昔はいたらしいが今はいない。つまりフリーダム。
俺は部室で、話題提供として今朝の事を話した。
誰も信じないだろうと思っていた。
すると、俺の親友でイケメンの内田健太が、
「今から蒼大の家に行こうぜ!」
と言い出した。
「はぁ?今から家に来るの?」
「だめか?」
「いや、だめじゃないけど…」
「ならいいじゃん!」
「ああ、うんいいよ、家来ても」
「よし、みんなで行こうぜ」
「みんな来るの!?」
「いいじゃんいいじゃん」
「まあいいけど」
「みんな行こうぜ!」
「「「「おー!!」」」」
「とは言ったもんの、ほんとにいいのか?」
と俺の悪友の1人、全体的になんか残念な田中太郎が言ってきた。
「蒼大はいいって言ってんじゃん。」
と、こいつも俺の悪友、藤原拓哉だ。
「そーそー、早く行こうよ〜」
文化部の紅一点、糸島桜が言った。
「うし、行こうか。」
文化部部長、長谷川祐輝(さん)が言った。
「行こう行こう!」
作品名:俺とみこの日常 1話 作家名:ざぶ