Tears kill
現代は少し
涙を押し殺し過ぎているね
その涙と一緒に
笑顔や怒りや痛みまで
まるで何もなかったかのように
殺してしまっている
あなたは誰かの前では
泣く事ができますか
そんな人が一人でもいい
いるのなら
僕は安心する
でも もし誰の前でも
泣けなくなっているのなら
僕に背を向けたままでいいから
感情を溢れさせてよ
その心は 枯れたんじゃない
溢れすぎてしまっただけなんだ
だから死んだようになってしまったんだろ?
答えなくていい
泣かないと決めたのなら
王者のように進めばいい
いつも変わらない事は
僕は君の背中をいつも押す
そんな存在だということ
作品名:Tears kill 作家名:瑠冠