純愛 物語詩集 第二巻
こんな二つの真実から
必然の如く
一つの現実が生まれた
君は
もっと温もりある愛が欲しいと
十六夜の
甘やかな月光に誘われて
現実に消えて行った
もう遅過ぎるかも知れない
だけど
僕は止まらない
なぜなら
一つの真実が
変化したから
僕の愛は
もう弱くはない
どこまでもどこまでも
君のことが好きだから
どこまでもどこまでも
君とともに生きて行きたいから
君への
そんな純な愛を貫きたい
そして
この一つの現実を変えてみたい
作品名:純愛 物語詩集 第二巻 作家名:鮎風 遊