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natu

novelistID. 3200

君の手をとりたい

僕は硬直する
誘い出した指輪
息をしている

やはり君に会いたい
口移しの嘘ならいいだろ
馬鹿のふりをしながら
小さな手を広げているよ

東の海の際で
わらってる
僕なら
夜の終わりのような
甘く煩い
白煙の中で

（許せ）

081105