詩まとめ
trust
君への愛しさを抱いて僕は歩き出す
変わる事は出来なくても前へ進んで行く事は出来るから
君が背中を押してくれたから
僕は脱ぎ捨てた靴を踏み鳴らし歩いて行く
変わる事を恐れていた僕に
そのままでいいと言ってくれた
君の事を思い出す
君もまた変われない事に苦しんでいたのを知っていた
心のうろは代用品では埋められない
それを教えてくれたのは君だった
だけど君は僕の心に大きな傷痕を残して去って行った
君のカタチをしたうろが僕の心に刻まれている
君への恋しさを抱いて僕は走り出す
変わる事は出来なくても前へ歩き出せる
君への愛しさはきっと誰にも知られないままだろう
捨てたかった筈の運命を背負い僕は未来へと歩み出す
2011.11.26