未来のプロフィール/他
BLUE CODA〜地球最期の日
〜1番〜
[Aメロ]
砂浜 膝を抱いて
水平線をぼんやり眺めてた
どんなに叫んだって
明日はもう来ないのに
不思議ね 少しも怖くない
[Aメロ2]
最期は青い海の
傍がよかった こうしていたかった
両手ですくいあげた
冷たい水の感触
さよなら 私は忘れない
[サビ]
すべての始まりの場所へ――今日までありがとう
遙かな先で新しい命が生まれるたび
どこかで目を閉じる世界があった
古代の地球は何を犠牲にしたんだろう
宇宙の法則で
〜2番〜
[Aメロ]
未来の子供たちを
次の時代と第二の故郷(ふるさと)を
どこかに育みながら
宇宙は動いてるから
不思議ね 少しも辛くない
[Aメロ2]
最後に青い海を
見れてよかった 涙のような色
一番優しい色 一番清らかな色
いつでも 一番好きな色
[サビ]
歴史の始まりの場所で――祈りを彼方へ
遙かな先の新しいガイアも青いように
母なる海原を受け継ぐように
私の地球はきっと最初の水の惑星(ほし)
宇宙の輪の中で
[サビ]
すべての源の場所へ――命をありがとう
迫りつつある太陽で緋色に染まる海が
泣いてる気がしたわ あれは海鳴り
消えゆく地球の海の最期の精一杯
宇宙の片隅で
作品名:未来のプロフィール/他 作家名:夏生由貴