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「猫のタマ」

隣の猫は今日もネズミを
何匹捕ったとか
どうでもいいことを自慢している

ゆるやかに流れる雲を
見ながら縁側で昼寝
短い一生、のんびり過ごそう

人はいつでも忙しなく動く
もっとゆっくりすればいいのに

おかっぱの君とのボール遊び
丸くて、柔らかい
あの赤いボールが大好きだ

僕は君より長くは生きれない
だから、少しでも傍に居たい

いつでも優しい君はときどき
悲しい目をする何故だろう？
僕は君より長くは生きれない
だから、少しでも幸せにしたい