たっくん
声を潜めているんだ
魔法が、使えちゃうから喋っちゃいけないんだ、怒られちゃう
こんな感じで、驚いた顔になってね・・・・う〜んとね、でもそれだけじゃないんだ、ときどきそっと言うんだ
誰もいないのを確認して、姿が見えないように、暗闇を捜して、声を渡すんだ。
車掌さんに切符を、あげるようにね、影さんにハイッて
いい奴なんだ、ずっと黙ってるけど、なにも悪い事はしないし、そうなんだ、とっても利口なんだ、そう、とてもじゃないけどなれないや
だからね、僕が笑ったりしないと・・・・・どうなっちゃうんだろ・・・・!あっ知ってる、けど言えないよ、僕は魔法が使えちゃうから