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その1から読んでくださいね。

「茶房 クロッカス」の主な登場人物

マスター……前田悟郎、四十代独身、昔の彼女〔優子〕をまだ想っている。親の遺産があるので、のんびりと喫茶店を経営している。
京子ちゃん…別小説『待たせてゴメンね』の主人公。
　　　　　　同級生の京平と高校生の時から恋人として付き合っていたが、京平が大学へ進学後、悲しい別れを経験する。しかしその都度、マスターの悟郎に励まされる。
京平…………別小説『待たせてゴメンね』の主人公。
　　　　　　大学へ進学後、都会の楽しさを知り、高校生の時から付き合ってきた大切な京子を放りっ放しにするが、卒業目前にして、誰よりも彼女が大切なことに気付く。
重さん………クロッカスの常連の一人。
　　　　　　年齢五十代独身一人暮らし、塗装工事の作業員。
高木薫………年齢二十歳独身、親と同居、クロッカスのバイト店員。
大谷優子……マスターの昔の彼女、結婚に失敗し一人娘と暮らしている。
大谷沙耶……優子の一人娘、二十歳、薫の親友で、薫の紹介でクロッカスで働き始める。京子ちゃんの学校の先輩でもある。
阿部さん……京子の会社の先輩で、京子のことを好きでアタックしてくる。
町田淳一……駅前の花屋のオーナーで、たまにコーヒーを飲みに来る。三十代。
町田礼子……町田淳一の奥さんで、時々店の花を換えに来てくれる。三十代。
小橋郁夫……クロッカスの常連の一人。ＪＲの職員、年齢五十代後半。既婚。
夏季さん……「茶房　クロッカス」の近所の弁当屋で働く四十代の女性。夫と事情があって別居中だったが、悟郎と知り合い、その後、重さんとの出会いを経て、新たな人生を歩み始める。
特別出演……なおごん・みのさん・恋歌さん・きりんちゃん・光ちゃん・ゆうか〔出演順・作中の呼称〕（創作工房　群青メンバーより）

※〔注〕　
　この小説は、別小説『待たせてゴメンね』の続編であり、また視点を変えた別小説でもあります。