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硝子匣
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短詩/詞集
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―星空と月のこと―
夜空を見上げてついつい空に手を伸ばしてしまったとしたら、それは星を掴もうとしたからだろうか。
決して、星には手が届かないことを知っているのに。だからだろうか、水面の月を手にしようと足掻くのは。
掴めやしないけど、きっとその手は届くから。
“月”と“好き”は似ている。
どちらも、月日の流れで満ち欠ける。
作品名:
短詩/詞集
作家名:
硝子匣