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透明な魚
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ヴァーチャル・ルーム
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「美咲愛しているよ」
僕はキーボードでそう打ちこんで・・・そしてパソコンを閉じた
もう学校に行く時間だから
「裕也、美貴ちゃんがもう来ているわよ
早く用意しなさい」
母親の声が1階から聞こえる
「だけど・・・俺は美咲の方が好きなんだけどな」
僕は呟いて制服を着る
(終わり)
作品名:
ヴァーチャル・ルーム
作家名:
透明な魚