ゆうかのエッセイ集「みつめて…」
どういう訳か今朝は、いつもより1時間以上も早く目が覚めた。
昨夜が早く寝たと言うのなら、まだ話も分るが決して早くなどない。
寝たのは午前2時を回っていた。
それなのに6時に目覚めるなんて、通常の私ではあり得ない事だ。
そして少しクラクラする頭で、考えるとはなしに考えていた。
そう、やはり考えさせられていたのである。神のご意志によって。
それは、自分が「生まれてきた使命」について…。
皆さんは知っているだろうか? 何故、生まれてきたのか。
意味など無い。そう思っている人もいるだろう。
無限の連鎖で続くこの時の流れの中で、命を受ける不思議をどう捉えるのか。
意味のない命があるだろうか?
私は以前から、そんな『生まれてきた使命』について、無い頭ながらも考える事が多かった。
他の人についてはわからないけど、唯 私について言うならば、やはり「何かがある」とそんな気がしてならなかったのだ。
生まれてきたのには必要とされる何かがあるから…そうとしか思えなかったのである。だから、そんな想いの詩も書いてきた。
神というものについて語れば、そんな宗教家みたいな…と思われるかも知れないので、断っておくが私は無宗教者である。生家は浄土宗であったが・・・。
宗教とは全く別の次元で、「神」というものを信じている。
分りやすく言うなら「宇宙の真理」みたいなものである。
地球と言う星が生まれてきたのも、その地球に生まれきた事も、すべては宇宙の真理のなせる業。
そんな風には考えられないだろうか?
必要のないものは、決して生まれては来ない。
逆を言うなら、必要だからこそ生まれてきた命…こう考える訳である。
最近時々耳にする『この世に偶然はなく、すべて必然である』と言う言葉。
その通りだと思うのである。
何故そう思うのかと問われたならば、『 ? 』なのだ。
特にこれと言った根拠があっての話ではない。
ただ、自分がこれまでに体験してきた事「辛い事の連続」は、それこそ体験する必要があったからに他ならないと思うからなのである。
前置きが長くなってしまったけど、私は「書く」為に、その為にこれまでの体験を、神のご意志によって与えられたのだと思うようになった。
ようやくそれに『気付かされた』と言うべきかも知れない。
若い頃から霊界の事に興味を持ち、何冊かの本を読んだだけで、特別詳しいわけでもないのに、自分の考えに妙に自信があるのも不思議な事である。
それともう1つ、私は素敵な言葉を信じている。
『神はその人が背負いきれない程の荷物を背負わせたりはしない』という言葉である。
もし、今 「何で自分はこんな思いをしなければならないのだろう?」と、自問自答している人がいるなら、その前に、「何の為に、そのような思いをさせられているのだろう?」と、考えてみてはどうだろう。
きっとそこには何かの意味が、そして神のご意志が働いていると思うから。
あなたは何の為に生まれてきたのか??
何をすることが神のご意志なのか?
あなたには、あなたにしか出来ない使命があるという事を、少しだけでもこの機会に、考えてみて欲しいと思う。
私自身は何故生まれて来たのか…?
そして、何故今も生かされているのか…?
ずう〜っと考えてきた事に対する答えが、最近ようやく見えてきたような気がしている。
…という事は、私が神に召される日もそう遠くないのかも…(笑)
平成22年2月23日 『雄真1歳の日』の朝に
作品名:ゆうかのエッセイ集「みつめて…」 作家名:ゆうか♪