趣味人の恋 7 (21~最終章)
===================================================
章タイトル: 第21章 止まらない時間
-----------------------(p.109)-----------------------
11月の中頃、小説の下書きである『マイフレ限定日記』も相当な量になり、そろそろ創作広場への公開をと、香りに打診してみた。
と云うのも、
『2009年10月29日 9時04分
件名 Re: 香り
おはようございます(^_-)-☆♪ チュッ♪
メールを書くのに気乗りがしなかったのには理由が
あります。
あなたはそろそろ小説を「創作広場」にと考えています。
失望しないで、香りのことイヤにならないで聞いてください。
香りはこの小説の最後を読みたいとおもっています。
それまでは・・・・私だけのものと。
他の読者と共有したくなかったのです。
私を待てばいつになるやらわかりませんし、あなたも良い
チャンスを逃すかもしれません。
ちょっと混乱状態です(T_T) 』
と、香りは以前云っていたので、敢えて無理に公表するつもりは無かったのだ。
そうすると、
『2009年11月13日 8時26分
前におっしゃっていたように11月、12月はお忙しい
のですね。
執筆活動で睡眠不足がちでしょうから、体調を崩さない
ようにお願いします(*^_^*)
あのね☆
香りは創作広場のことで考えを変えました。
あなたの準備次第で小説を公表してください。
応援者やファンの方々を見てみたいと思います。』
ようやく【香り編集長】の許可が下り、^^;・・
【古都・純情物語】は11月20日、公開することにした♪
(*^^)v
-----------------------(p.110)-----------------------
その時点で【マイフレ限定日記】は46話を数え、本編では『第13章後押し』のあたりまで書き終えていた。
その章は、主人公・優一の『元カノ・雅美』と優一が、ヨリを戻すのではないかと悩み苦しむ瑛子の葛藤を描いている。
香り自身、自分の強い嫉妬心を自覚していた・・
『私は【程良く】等と云う事は出来ないのです・・・香りにヤキモチを焼かせたら、まっ黒けになっちゃいます!\(◎o◎)/!』
『過去にも、香りが強く相手の事を想いすぎて遠ざかって行ったこともあります。』
香りはそんな風に自分の事を語っていた。
そしてこの章に登場する『癌患者の女性』の話は、香りの看護学校時代のエピソードを参考にした。
『香りの看護学校時代の患者さんで、まだ年端の行かない3人のお子様がいらっしゃる40代の女性でした。
私の笑顔を気に入ってくれて、
病室に行くたびにハグしてくれました。
香りの看護実習が終わった一ヶ月後、亡くなりました。
胃癌でした。』
医療に携わる人は否応なしに他人の「生き死に」を目の当たりにする・・
香りも数多くの「生き死に」を見てきたに違いない・・
そして、感じてきたに違いない・・
-----------------------(p.111)-----------------------
11月20日、午前8時
趣味人倶楽部【創作広場】において、僕の処女作^^;・・
【古都・純情物語】を発表した♪(*^^)v
香りとは直前まで綿密に連絡を取り合って、僕の【公開】手続きと同時に【ファン登録】して貰った♪^^;・・
どうしても香りには【始野一歩ファン第一号】になって欲しかったから^^;・・・
出足は♪(^。^)y-.。o○
ふ
イマイチだった・・・(ToT)/~~~・・・・
ポツリポツリと閲覧数は増えるもの、結局第一日目の閲覧数は10数人しおりが3^^;・・・・
( おかしいなぁ~~~?(ToT)/~~~女性ファンが10名位は登録して、香りがヤキモチ焼くはずやのに^^;・・・・)
僕の思惑は大きく外れた(>_<)・・・
『ま、今日始まったばかりだし、これから人気がでますよ♪
(^_-)-☆元気出して、ア・ナ・タ♪チュツ♪』
そんな話の流れの中で、11月末勤めを退職した後の
話となった。
香りは旅行を計画しているという・・
僕はてっきり、『最後の思い出』に、家族3人、温泉にでも行くのかと思っていたら・・・
-----------------------(p.112)-----------------------
『2009年11月20日 9時30分
今日は部屋の片付けの後、12月にする旅行の
手配をしに出かけます。
身体が少しだるいので、ボチボチ、ユックリですが・・』
「2009年11月20日 9時34分
旅行?良いね♪(^。^)y-.。o○
何処に行こうと思ってるの?
チュッ♪(^_-)-☆」
『2009年11月20日 9時44分
冬を逃げて暖かいNZへ
この前 里帰りした二人に会いかたがた、緑に
抱かれてきます。
趣味人には向こうからでもアクセス出来ますから。
な~に、しばらく自由にのびのびしたいよ~って
言ってるのが聞こえたみたいだけど(ーー゛)・・』
「2009年11月20日 9時46分
へぇ~~NZかァ~~♪(^_-)-☆羨まし~~い・・(-_-;)
1週間位?身体は大丈夫なの?」
『2009年11月20日 9時59分
予定は未定ですが3ヶ月以内だと観光ビザでOKですから。
出来る限り長くいるつもりです。
身体の状態はこちらの主治医に病状など書き込んで
もらったものを持っていきますから、向こうで治療も
可能です。
心配ですか?』
「2009年11月20日 10時01分
心配だよ・・・(ーー゛)
何もできないのは分かり切っているけど・・・
ひょっとして、最後をNZでって、思ってるの?」
『2009年11月20日 10時13分
どうして私の心を読めたのですか?
これから母と妹の説得にかからなければ
なりませんが・・』
「2009年11月20日 10時14分
香りの考えそうなことや・・・(/_;)・・・」
『2009年11月20日 10時23分
今日は折角[創作広場]であなたがデビューした日
ですから、陽気にいきましょう(*^_^*)。』
-----------------------(p.113)-----------------------
「2009年11月20日 10時31分
でも、NZでのアクセスは大丈夫なのかな?
勿論、紫香さんみたいにアクセスしてる方は居るけれど・・
香り、僕にはどうする事も出来ないけど、
これからのこと、出来るだけ僕にも教えてね?
突然居なくなるなんて事は絶対しないでね?
約束してね? 」
『2009年11月20日 10時45分
約束します。
あなたを失望させるようなことはしません。
いつも心が繋がっていたいから(^_-)-☆
あなたとの思い出の曲もたくさんありますから♪
「純情物語」の続き、期待してますから、がんばって。
じゃぁ また明日(^_-)-☆チュツ♪』
章タイトル: 第21章 止まらない時間
-----------------------(p.109)-----------------------
11月の中頃、小説の下書きである『マイフレ限定日記』も相当な量になり、そろそろ創作広場への公開をと、香りに打診してみた。
と云うのも、
『2009年10月29日 9時04分
件名 Re: 香り
おはようございます(^_-)-☆♪ チュッ♪
メールを書くのに気乗りがしなかったのには理由が
あります。
あなたはそろそろ小説を「創作広場」にと考えています。
失望しないで、香りのことイヤにならないで聞いてください。
香りはこの小説の最後を読みたいとおもっています。
それまでは・・・・私だけのものと。
他の読者と共有したくなかったのです。
私を待てばいつになるやらわかりませんし、あなたも良い
チャンスを逃すかもしれません。
ちょっと混乱状態です(T_T) 』
と、香りは以前云っていたので、敢えて無理に公表するつもりは無かったのだ。
そうすると、
『2009年11月13日 8時26分
前におっしゃっていたように11月、12月はお忙しい
のですね。
執筆活動で睡眠不足がちでしょうから、体調を崩さない
ようにお願いします(*^_^*)
あのね☆
香りは創作広場のことで考えを変えました。
あなたの準備次第で小説を公表してください。
応援者やファンの方々を見てみたいと思います。』
ようやく【香り編集長】の許可が下り、^^;・・
【古都・純情物語】は11月20日、公開することにした♪
(*^^)v
-----------------------(p.110)-----------------------
その時点で【マイフレ限定日記】は46話を数え、本編では『第13章後押し』のあたりまで書き終えていた。
その章は、主人公・優一の『元カノ・雅美』と優一が、ヨリを戻すのではないかと悩み苦しむ瑛子の葛藤を描いている。
香り自身、自分の強い嫉妬心を自覚していた・・
『私は【程良く】等と云う事は出来ないのです・・・香りにヤキモチを焼かせたら、まっ黒けになっちゃいます!\(◎o◎)/!』
『過去にも、香りが強く相手の事を想いすぎて遠ざかって行ったこともあります。』
香りはそんな風に自分の事を語っていた。
そしてこの章に登場する『癌患者の女性』の話は、香りの看護学校時代のエピソードを参考にした。
『香りの看護学校時代の患者さんで、まだ年端の行かない3人のお子様がいらっしゃる40代の女性でした。
私の笑顔を気に入ってくれて、
病室に行くたびにハグしてくれました。
香りの看護実習が終わった一ヶ月後、亡くなりました。
胃癌でした。』
医療に携わる人は否応なしに他人の「生き死に」を目の当たりにする・・
香りも数多くの「生き死に」を見てきたに違いない・・
そして、感じてきたに違いない・・
-----------------------(p.111)-----------------------
11月20日、午前8時
趣味人倶楽部【創作広場】において、僕の処女作^^;・・
【古都・純情物語】を発表した♪(*^^)v
香りとは直前まで綿密に連絡を取り合って、僕の【公開】手続きと同時に【ファン登録】して貰った♪^^;・・
どうしても香りには【始野一歩ファン第一号】になって欲しかったから^^;・・・
出足は♪(^。^)y-.。o○
ふ
イマイチだった・・・(ToT)/~~~・・・・
ポツリポツリと閲覧数は増えるもの、結局第一日目の閲覧数は10数人しおりが3^^;・・・・
( おかしいなぁ~~~?(ToT)/~~~女性ファンが10名位は登録して、香りがヤキモチ焼くはずやのに^^;・・・・)
僕の思惑は大きく外れた(>_<)・・・
『ま、今日始まったばかりだし、これから人気がでますよ♪
(^_-)-☆元気出して、ア・ナ・タ♪チュツ♪』
そんな話の流れの中で、11月末勤めを退職した後の
話となった。
香りは旅行を計画しているという・・
僕はてっきり、『最後の思い出』に、家族3人、温泉にでも行くのかと思っていたら・・・
-----------------------(p.112)-----------------------
『2009年11月20日 9時30分
今日は部屋の片付けの後、12月にする旅行の
手配をしに出かけます。
身体が少しだるいので、ボチボチ、ユックリですが・・』
「2009年11月20日 9時34分
旅行?良いね♪(^。^)y-.。o○
何処に行こうと思ってるの?
チュッ♪(^_-)-☆」
『2009年11月20日 9時44分
冬を逃げて暖かいNZへ
この前 里帰りした二人に会いかたがた、緑に
抱かれてきます。
趣味人には向こうからでもアクセス出来ますから。
な~に、しばらく自由にのびのびしたいよ~って
言ってるのが聞こえたみたいだけど(ーー゛)・・』
「2009年11月20日 9時46分
へぇ~~NZかァ~~♪(^_-)-☆羨まし~~い・・(-_-;)
1週間位?身体は大丈夫なの?」
『2009年11月20日 9時59分
予定は未定ですが3ヶ月以内だと観光ビザでOKですから。
出来る限り長くいるつもりです。
身体の状態はこちらの主治医に病状など書き込んで
もらったものを持っていきますから、向こうで治療も
可能です。
心配ですか?』
「2009年11月20日 10時01分
心配だよ・・・(ーー゛)
何もできないのは分かり切っているけど・・・
ひょっとして、最後をNZでって、思ってるの?」
『2009年11月20日 10時13分
どうして私の心を読めたのですか?
これから母と妹の説得にかからなければ
なりませんが・・』
「2009年11月20日 10時14分
香りの考えそうなことや・・・(/_;)・・・」
『2009年11月20日 10時23分
今日は折角[創作広場]であなたがデビューした日
ですから、陽気にいきましょう(*^_^*)。』
-----------------------(p.113)-----------------------
「2009年11月20日 10時31分
でも、NZでのアクセスは大丈夫なのかな?
勿論、紫香さんみたいにアクセスしてる方は居るけれど・・
香り、僕にはどうする事も出来ないけど、
これからのこと、出来るだけ僕にも教えてね?
突然居なくなるなんて事は絶対しないでね?
約束してね? 」
『2009年11月20日 10時45分
約束します。
あなたを失望させるようなことはしません。
いつも心が繋がっていたいから(^_-)-☆
あなたとの思い出の曲もたくさんありますから♪
「純情物語」の続き、期待してますから、がんばって。
じゃぁ また明日(^_-)-☆チュツ♪』
作品名:趣味人の恋 7 (21~最終章) 作家名:ef (エフ)