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NO.6集

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ブログサイトのブログネタより『日本で一番美味しい食べ物』



ブログネタ:日本で1番おいしい食べ物 参加中

「蕎麦だ。」
「ええ、分かってますよ、神田。わざわざ貴方が言わなくても、それ知らない人は逆に僕たちの事すら知らないでしょうよ。あえて聞いたのは他にはなんかあるのかなあて思ったからですよ。」
「あるかよ。(ああ、天ぷらも好きだが、言うのが面倒だ)」
「っほんっと貴方は・・・。まあバカな子ほど可愛いっていいますしね。」
「っだれが可愛いだと?このくそモヤシがっ。」
「そんな顔を赤らめて言っても怖くありませんよ。むしろ萌えます。」
「は?燃える?・・・んだ、やる気か?」
「え?その気になってくれたんですか!?神田っ!?ならもうこんな質問どうでもいいんですっ、ではさっそく行きましょうか、僕の部屋がいいかな・・・。」
「・・・は?」
「アレン、だめさー。全然通じてねえから。だいたい途中、てゆうか既に次の台詞の時点でもう、話それてるさー。」
「・・・なんだ。いえ、ね、ほんともう最初の質問どうでもよくなったっていうか・・・でもですねーラビ。はっきり言ったら言ったでねー・・・。」
「なんなんだ。モヤシ・・・言いたい事があるならはっきり言え、うっとおしい。」
「わあ、うっとおしいktkr。あのですね、神田。いっそ僕と寝ませんか?」
「っ災厄招来 界蟲・・・」
「って、対アクマ武器ィィィ!!はっきり言ったのにその仕打ちっ!!」

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

「日本?なんだそれは?だいたい俺は別にこれといって好みはない。」
「そうなんだ。まあねずみって、なんでも食べそうだよね?」
「・・・人をhogみたいに言うな・・・。・・・陛下は何がお好みで?」
「え?僕?僕はねずみっ!!」
「は?」
「え?いや、クラバットとかの方じゃないよ!!君だよ、ねずみ。僕は君が一番美味しいと思うよっ!」
「ちょ・・・何言ってんだ、あんた・・・」
「わーどん引きしながらもそうやって赤くなるところが素敵だよ!じゃあとりあえずいただきます。」
「え、はぁ!?ちょ・・・」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「あれ?ダレです、あなた?神田はどこにいったんです?」
「・・・あんたこそ、誰だ・・・?紫苑をどこへやった・・・?」
「知りませんよ、そんな人。一瞬髪結ってるし間違えそうになった・・・。冗談じゃない、バレたらえらい事だ。ああ、とりあえずお互い相手を探さないといけないみたいですね。すいませんでした、ちょっとびっくりしてしまって。」
「・・・ああ、いや・・・。・・・。」
「なんです?そんな警戒心丸出しにしなくても、僕は怪しい者じゃありませんよ?」
「そんな何かたくらんでそうな笑顔で言われてもな。まあ、いい。・・・俺もアンタを一瞬間違えそうになった。俺もそれがバレたら面倒だ。」
「じゃあ、お互い、それは心の内で、ね?とりあえず、探しましょうか(なかなか使えそうだしね)?」
「アンタと・・・?・・・そうだな(こいつは腕が立ちそうだしな、利用させてもらおう)。」

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

「あれ?君はダレだ?さっきまでねずみと一緒だったはずなのに・・・?」
「・・・お前こそダレだよ。つーか、知るかよ、ねずみって何だ。」
「ねずみはそれはもう綺麗でカッコよくて素敵で優しくて優雅で・・・」
「・・・いや、もういい。」
「最高の人で、それに僕の最愛の人なんだー。」
「もういいっつってんだろ、って、人かよ、ねずみって言うから・・・。もしかして、入れ替わったとか・・・?」
「え?なぜ・・・?」
「いや、俺もさっきまで別のモヤシと一緒だったから・・・」
「モヤシ・・・?それこそ人なのか?・・・て、そうすると・・・もしかしたら今はそのモヤシさんがねずみと一緒にいるかもしれないって事・・・?」
「あ?まあ、そうかな、と」
「僕のねずみと一緒に、だ、と・・・?まさかそのモヤシとやら、僕のねずみに手を出さないだろうな・・・?」
「は?いや、あるかよ。」
「分かるもんか!ねずみはあんなに綺麗で・・・」
「いや、もうそこのくだりは遠慮したい。つか、おい。なんかお前、ヤバいぞ、なんとなく。目がイッテねぇか・・・?」
「・・・とりあえず、もしそのモヤシが僕のねずみに手なんて出したものなら・・・」
「・・・それに関しては、俺の六幻も黙っていない。」

作品名:NO.6集 作家名:かなみ