つぶやき詩集 (1)
出逢って・・・
こんな出逢いが待っていたなんて
君は思ったかい?
どんな出逢いでも
無駄な出逢いはない
その明るさの中に
見え隠れする淋しさ
それが気になった日に
決心ができた
この出逢いを
受け入れようと・・
君は幸せかい
心に秘めた何かが見える
それは何かは判らない
でも、感じているよ
その確かな君の放つ光を
その明るさの中のまどろみを
どこかで会った気もする
その長い髪に触れた気もする
そのか弱い腕に触れた気もする
君の声は心を落ち着かせてくれる
そして、その疑うような視線
何かを探している視線
俺を見つめるのか・・
白い柔肌は俺に何を
気付かせくれるのか
忘れていた温もりなのか
安心と言う、ひとときなのか
俺の胸は空いたまま
君を向いている
俺の腕は空いたまま
君に伸びている
戸惑う君を見たい
不安げな顔を見たい
うつむく君が見たい
こんなに、ときめいている心で
君に逢いたい・・・
作品名:つぶやき詩集 (1) 作家名:Riki 相馬