頑張らない介護
先々が不安なときって
ひとりポツンと空いた時間がものすごく怖いものです。
用も無いのに電話をくれて
「どう?大丈夫?飯ちゃんと食ってる?少しは外でられるの?
飯食いにいかない?それとも軽く飲みいく?・・・」
私は、友人からこんな電話をもらったことがあります。
一見、無責任な軽さがあるセリフに聞こえるかもしれませんが
そんな言葉がメチャクチャ嬉しく、私は涙が出ました。
なぜなら・・・・・
こいつ、介護の経験ないくせに、
介護家族から逃げようとしないで
真正面で受け止めてくれている。
そう、感じたのです。
身内すら、兄弟すら、かけてくれなかったそんな言葉に
私は嬉しくて、嬉しくて。。。。
“ そっとしておくほうが思いやり ”
厄介なことに関わりたくないヤツの
きれいな言い回しだなって思います。
「どした?今、どんな状態なの?」
そんな電話一本が、苦しみをやわらげます。