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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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頑張らない介護

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それから、タウンページやインターネットで
情報を探索した

ある介護サービス会社をみつけた


  『お気軽になんでもご相談ください。
    ご相談・お見積り・無料・出張いたします。
     ・・・・・介護ステーション む〜みん』


電話をかけてみた。



留守のようで、電話は転送された。


『は〜い、大変お待たせいたしました。
介護ステーション、む〜みんでございますぅ〜。』



『あっ、もしもし、実はですねえ・・・・・・』

今の状態を全て話した。


む〜みんさん
『はいはい、状況はなんとなくお察しできました。
今ですねえ、お宅の近場を車で走っておりますので、
よろしければ、今からお邪魔してもよろしいですかあ?
今から20〜30分でそちらに行けると思いますが。
いや、ご都合が悪ければ後日でもかまいません。
ただ、状況を察するに、早い手立てが必要かと思います。
あっ、くれぐれも、私をお客様扱いはしないでください。
おそらく、お父様のお部屋は汚れているとか、お部屋が
匂うとか、そんな状況なのではありませんか?
どうか、片付けや掃除はせずに、そのまんまの状態で
私を迎え入れていだだけますでしょうか。』


なんだか手慣れた感じの人だなあと思った。



『はい、わかりました。
そもそも出かけることは出来ませんので、ずっとおります。
急では、掃除をしたり、迎える準備ができないために
躊躇しました。
そのまんまの状態でよろしければ、
今からお待ちしております。
急ぎませんから、気をつけて来て下さい。』

と言って、電話を切った。




作品名:頑張らない介護 作家名:★風神雷神☆彡