頑張らない介護
そんな姿をみつめながら親父は
『ごめん。・・・・・・ごめんなあ。
仕事は行かなくて大丈夫なのかあ?
お父ちゃん、大丈夫だから。もう、大丈夫だから。
自分のことは自分でできるから。
もう、大丈夫だから。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『おい、大丈夫だから。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『大丈夫だと言ってるだろう!!
何やってんだあ!!出ていけ!!』
湯のみ茶碗をぶつけられた。
額が切れた。。。。
俺は体がカアッと熱くなった。
『この野郎!ぶっ殺してくれる!』
妻があわてて飛んできた。
俺の腕をつかんで和室から引きずりだされた。
妻はアイスノンを持ってきて俺の額にあてた。
妻
『ねっ・・・・ねっ。いつもの流れだから。
たまたま今日は、額に当たっちゃっただけだから。
お父さん、狙ってなげたわけじゃないから。
あんな状態で狙えるはずもないんだし。
変身しちゃったね。今日は、サイクルが短かったね。』
・・・・・・・・・・・和室では、ダンッ!カチャーン!
音がしている。
・・・・・・とりあいず、ほっとくか。。。。