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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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頑張らない介護

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ある日曜日の朝、外から機械の音がガアガア聞こえる。
何事かと外に出て見ると・・・

『おおっ!おはよう。今日は、家の草刈りしたんでね。
そのついでだから。』

と、言いながら向かいの家の旦那さんが、うちの庭の
雑草を草刈り機で刈っていた。

俺は、涙がでるほど嬉しかった。

旦那さんは、

『親父さんはどお?元気かい?
ここからなら、お宅の和室がよく見えるし。
俺がいるうちにワンちゃんの散歩行ってきなよ?
詳しいことは、そこのコンビニの店長に聞いたよ。
何でも気軽に言ってくれよ。
俺たちは経験がないから何をしてあげればいいのかが
わからない。
思いついたのが、この草刈りぐれいだ。
大変な状態なんだなあってのは、この雑草の伸び加減で
わかったよ。
無理しないで、頼れることは他人に頼らなきゃだめだよ。
自分が潰れたら、家族全員潰れるんだ。
なっ!頼ってくれよ。』


   ( ありがとうございます。。。。
     本当にありがとうございます。。。
     身内すら、かけてくれなかった、
     こんな言葉が、熱く体に浸みわたった。。。。)




作品名:頑張らない介護 作家名:★風神雷神☆彡