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ぼくがぼくのためだけにはしれるなら
ぼくはぼくのためだけにたちどまれる

やさしさもかなしさもいらないせかいで
なにもかんがえずにたおれこめる

じょうげするむねをながめながら
きれたいきのおとをみみにしながら
なにもかんがえずにめをとじて

さよならもいわず

きえられたらいいのにとおもう
かすかにくちもとをゆがめながら
せなかでじめんのかんしょくをのろう

なににもひびかないひとみをひらく
かわらないせかいにあくたいをついて
うすいまくのはったひとみをひらく

いまにもこわれそうなからだをだいて、