~第一章 物取りという名の小さな悲鳴
「そうそう、身体をよこせーって…はい?」
(物取り本人来たーーーーーー!!
ねぇちょっと玲!どーすんの!?)
(いや、いい考えがあるから…) こしょこしょ
「…あのー私の身体ー…」
「え?あ、あぁー…それってどの部分?」
(いけっ!スパイ・ザ・ミア!!)
(おう!「そこのおばあちゃァァァァァん!!」
「身体…左手………」
「なんで左手?」
「…それは…~~~~~~…~~」
…なんだこのモンスター。けっこう乗り良いじゃないの>
らあっきぃちゃあんす…
「………って言うことでー…」
「ちええええすとおおおおおおおおおおおおお!」
!?
「きゃあああああああああああああああああああ!!?」
「ナイス未彩!」
「おばちゃん神で助かった…!」
「今のうちに全力疾走!」
「おーいぇ!逃げるが勝ち!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「よ、よし…振り切ったわね…」
「いや、さすがに…ちとタンマタンマ…
…あれ、なんだこの写真………?おん…なの人?」
…。
(なんか…この人見覚えある…?)
「…痛っ…?」
「あれ、玲?どしたの?」
「いや…なんでもない…よ…。」
「その割にはさっきのテンションとずいぶん違うんですけど。」
「大丈夫…大…………」
なぜか眠かった。
「!?玲?玲!?」
「玲ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
作品名:~第一章 物取りという名の小さな悲鳴 作家名:マリアンヌ