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ミムロ コトナリ
ミムロ コトナリ
novelistID. 12426
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ゴールドとカッパーの心理合戦(ココロしあい)

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序文というか、お説法



 嘘は『バレる』ものです。
 演技は『バレる』ものです。
 打算と計算に基づいた行動は、簡単に見透かされます。
 なぜなら、利己心に基づいているからです。
 なぜなら、疑心暗鬼を生むからです。
 嘘で人を欺くのは、ただ”自分の利益の為”。
 人に分け与えようとする善意はそこにはなく。
 だから、簡単に見透かされるのです。
 なぜなら、徹頭徹尾――”自分の為”でしかないのですから。

 でも、人のためにつく嘘は悪い事だと言えるのでしょうか?
 一概に、そうだとは言えませんよね?
 『何か事情があってのことだと』――
 そういうこともあるやもしれません。

 そして、”最もイケナイこと”。
 それは…。
 ”他人の嘘を見破って、その人の秘密を暴き、あまつさえ
 それを盾にして脅し、自分の意志に従わせる”という
 『節操のない行為』。

 そうしたことをする人は決まって――