詩群。
■孤独な言葉
誰にでも誠実で どんな時も純粋
なんて、まるで天使か何かみたいだ
そして女神のような微笑みは 知らない誰かのもの
行き場をなくした心は 眠りにつくしかないって解ってるけど
世界でただひとり 貴方はうつくしい
それは僕にとって ただひとつの言葉
ひとつだけ望むなら 切ない願い事を
僕のために泣いてほしいなんて 卑怯な 願い事を
どうしようもない僕は 永遠に近づくことなんてできやしないのだけれど
そう 瞼の奥の残像は灼きついたように
一瞬、僕の上を通り過ぎるその瞳でさえ
馬鹿みたいに僕を舞い上がらせるだろう
何も考えられなくなれば すぐにも終わりが来るって解ってるけど
世界でただひとり 貴方はうつくしい
それは僕にとって ただひとつの想い
ひとつだけ叶うなら 切ない願い事を
その瞳を曇らせたくなんかないのに 矛盾した 願い事を
どうしようもない僕は 永遠に近づくことなんてできやしないけど
世界でただひとり 貴方はうつくしい
それは僕にとって ただひとつの意味
もしも もうひとりがいるなら それは天使でしかない
一体どんな奇跡が起こったら その隣りにいられるだろう
どれだけ願いつづけたところで 真実は貴方だけで
永遠に近づくことなどできやしないのだけれど