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ますら・お
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novelistID. 17790
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最期の葡萄酒
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王は孤独だった。
今は無数の死体だけが横たわる平原に王は倒れている。
首元の傷は王の命を削り取っていく。
王は残された力を振り絞り、何かないかと腕を動かした。
指先に水か何かが入っている皮袋の感触を得た。
手元に手繰り寄せると蓋を開け、口へ流し込む。
口の中に甘ったるい香りが広がった。
葡萄酒だ。
味は安物の下品な物だが不思議と嫌ではなかった。
薄れゆく意識の中、これだけがあればいいとさえも思う。
王は満足だった
作品名:
最期の葡萄酒
作家名:
ますら・お