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物体もじ。
物体もじ。
novelistID. 17678
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リヒャミュで忠犬5題

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4 勇敢なるパートナーへ




「とっつげきぃ〜」



 いつもながら、緊張も深謀も存在しない命令に、部下たちはよく従ってくれる。

 誰よりも先に敵陣に突っ込み、無造作に兵を斬り捨てながら、鼻歌を口ずさんだ。
 ―――彼まで、あとどれくらいだろう。
 敵のただ中へ、たとえ単身だろうとも飛び込むことには、欠片のためらいも恐れもない。
 ―――邪魔するものは、すべて斬ってしまえば良い。
 部下がついてきているかも確かめず、ただ馬を進めながら、次第に深くなる笑みに、鼻歌のテンポを上げる。いつもどおり。ただこのまま、進めば良い。
 ―――ああ、わかる。彼は確実にこの先に。

 味方も敵も、関係ない。ただ、邪魔するものを排除するだけ。
 ―――彼との間を隔てるものなど、彼以外の何ものたりとて、ゆるすつもりは毛頭ない。


「待っててね、ミューラーさん♪」


 ―――ああ、さあ、みんなどいて。
 だって、その先には彼がいるから。