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ダメイジェン
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novelistID. 26352
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『小説家に100の質問』に答えてみましたー。

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50. あなたはどんなストーリー類型が好きですか。

 主人公の周りで楽しい日常や非日常が繰り広げられてる感じのが好き。

51. あなたが好きなキャラクター類型はなんですか。

 おっとりした現実主義、とか。
 しっかりした夢見がち、とか。

52. あなたはミステリー(探偵小説・推理小説含む)についてどう思いますか。

 知識階層の娯楽(笑)

53. あなたはサナトリウム文学についてどう思いますか。

 ……非常に恥ずかしい話なのですが。
 『サナトリウム文学』。ググりました……。
 
 長期療養施設、ですか。
 明日がこない絶望、考えたくないですね。
 しかし、そういった一面にも、美しさがあるのではないでしょうか。

 これはあくまで個人的な意見です。
 精神疾患の方、結核の方、決して中傷ではありません。
 申し訳ありません。
 
54. あなたは恋愛小説(ラブストーリー)についてどう思いますか。

 甘い砂糖菓子のようなもの。
 食べはじめはおいしいけれど、あまりに多いと飽きてくる。

55. あなたは歴史小説についてどう思いますか。

 事実(多少虚実が混じるかもしれませんが)としてあったことを、自分の文体で……っていうのは、すごいことだと思います。

56. あなたはホラーをどう思いますか。

 人間の深淵を、怪異という耽美でオブラートしたもの。

57. あなたは神話についてどう思いますか。

 昔の人々の、心の拠り所。

58. あなたはライトノベルについてどう思いますか。

 近年、読者層が幅広くなっているのは、一種の『変動』ではないかと思っています。
 これからの時代、新たな主軸になるのではないでしょうか。

59. あなたは異世界ファンタジーについてどう思いますか。

 『異世界』って、つまり理想ですよね。
 今の生活がつまらない、だからこそ、異世界ファンタジーを読む。
 一時の非日常を感じる。
 そんなものだと思います。
 楽しいしね。

60.あなたは現代ファンタジーについてどう思いますか。

 現代ファンタジーって、《パンをくわえた女の子が、「ちこくちこく~」って言いながら道の角を曲がると、主人公とぶつかる》みたいな感じですか?(笑)
 あれはもはや歴史の遺物なのでしょうか。
 冗談はおいておいて。
 今いる現代に、『ファンタジー』という不確定要素を持ち込んだ。
 これ、すごいことじゃないですか。
 たとえば、なんの変哲もない女の子が、たらいを出現させる『コード』を操れる――なんて。
 フツーじゃ、考えつきませんって。
 『普遍』に『異変』を混ぜ合わせた。
 そんな感じなんだろうと、最近は思ってます。

61.好きな作家は誰か教えてください。(複数回答可)

 ……やばい。長くなります。
 何が長くなるって、この後の質問(62と63)が。

 西尾維新さん。
 入間人間さん。
 成田良悟さん。

62. (61に続く)その作家(達)の良い点をあげてください。


・西尾さんの場合。

 中毒性の高すぎる文体、個性的すぎるキャラクター、独特すぎる世界観。
 たぶん、『西尾維新』の良いところは語れるけれど。
 これ以上のことは、言えません。

 とりあえず、読んでください。

 『戯言シリーズ』と、『化物語シリーズ』との温度差にびっくりするはずです。
 あと、書くのが異常に速いのも、良い点です。
 本気出せば一日百枚くらい書けるそうです。
 ありえません。


・いるまってぃーの場合。

 入間人間、いるまひとまと読みます。
 この方の文章は、結構読みやすい。かつ、ちゃんとした日本語という。
 崩した表現も使うけれど、それを崩していると感知させない。
 『表現』という面においては、もはや神だとおもいます。

・成田さんの場合。

 『デュラララ!!』など、多くの異質ものを書かれている方。
 『バッカーノ!』なんかも。
 スタイリッシュな文章を綴られる方です。
 スピード感があるので、すごく物語に這入り込みやすい。

63. (61に続く)その作家(達)の悪い点をあげてください。

・西尾さんの場合。

 ないですよ(笑)
 いやもうホントに。
 ただ、ちょっとだけ倫理観が一般の人と異なる方(憶測の域を出ませんが)なので、正義感の強い人は抵抗があるかと。

・いるまってぃーの場合。

 消費者の目線で。
 本出すの早いよ!
 この方、『月刊入間人間』の異名をとる方。
 マジで一カ月に一冊くらい出てます……。
 文章と世界観はマッチしているのですが、ね。

・成田さんの場合。

 バックグラウンドが分かりづらい、ですかね。
 ちゃんと後々明らかになるんでしょうけれど。

64. あなたは主人公とは何だと考えていますか。

 作品世界のあちこちに勝手に出歩いて、それぞれの場所で化学反応を起こす。
 そんな存在。

65. あなたは脇役とは何だと考えていますか。

 ヘタすると主人公の座を奪いかねない危険な存在。
 もしくは、主人公の周りを彩る別の主人公。 
 決して、《背景》とかは思ってません。
 背景ならば、書く必要はない。

66. あなたはライバル(好敵手)とは何だと考えていますか。

 成長して、成長されて。
 堕落して、堕落してて。
 主人公とライバルの関係は、そんな感じ。

67. あなたは悪役とは何だと考えていますか。(主人公の目的に対しての悪役、という意味です。主人公が犯罪者や魔王などの場合、警察や護衛軍、または勇者などが悪役のポジションに立つことになります。)

 主人公の、裏側の部分。
 誰だって、自分の嫌いなトコロは直したい。
 だから、敵対するんじゃないかな。

68. あなたは序章(プロローグ)を書く際、どういうことに気をつけていますか。

 できるだけ最初は(プロローグが終わってからの、次の章のはじめでもそうですが)、説明じみた文にならないように気をつけてます。
 あんまり物語と関係のない二人に会話させたり。
 一人の少女が滔々と独白したり。

69. あなたは中盤を書く際、どういうことに気をつけていますか。

 できるだけ、単調にならないように。
 ところどころにギャグをちりばめたり。

70. あなたは正念場を書く際、どういうことに気をつけていますか。

 勢いと情熱にまかせて、一気に綴ります。

71. あなたは終章(エピローグ)を書く際、どういうことに気をつけていますか。

 僕の場合、エピローグの前の章で話を終わらせるので、エピローグは後日談のようなものです。
 それについて言うなら、ストーリーの雰囲気をラストでぶち壊さないように気をつけています。

72. 表現技法に気をつけることはありますか?

 それはもう、常に頭にあります。
 《表現技法》もそうですが、主に比喩や言い回しですねー。
 読者さんに分からない表現を使ってしまうと、読めないというよりかは分かりにくくなると思うんですよ。
 だって、本を読んでて分からない言葉が出てきたら……辞書を使うでしょう。
 手間暇かかるでしょう。