アサガオ4
一般論で考えてみると、この恋はありえないから、すぐ諦めるはずです。一体私の考え方が普通じゃなかったか、それとももうそれほど桓にほれているのか、自分でも分かりませんでした。もしも彼女が私の気持ちを受け入れるなら、一緒にいれる時間は一週間しかないとはっきり分かっていたのに、この一週間を大事にして、彼女の笑顔だけを見せてくれると、満足できると思いました。いまの関係のままでいいと言われるからには、望みどおりにしてあげることにしました。正直、こんな関係で逆に喋りやすくなって、臆病な私でも、自ら彼女に電話するようになりました。ほぼ毎日電話する私たちは親しくなりました。したがって、本当の付き合えない理由を教えてくれました。虎年生まれた私と一緒にいると幸せになれない、それに大変なことが起きるかもと彼女は姉にそういわれました。(桓は蛇年生まれた)生まれ年が合わないて、私達の付き合いを許してくれないなんて、納得がいけなかったのです。そんな迷信にこだわられた桓の姉の考え方には説得力が欠ける思って、腹が立ちました。彼女のことで再び頭がいっぱいになった私が漸く友達の家に行って、苦情を吐き出しました。達也の家で、まるで気が狂うような私を見せて、彼らがびっくりしました。ここで暴れるより彼女に電話して、ちゃんと理由を聞かせてもらうのはどう?武秀はそういいました。当時、彼女は一人で姉のいえにいました。寂しさを解消してあげるために、どこかへ散歩するという誘いをしました。しかし、桓の姉が私達を二度と逢わせないために、彼女を監視する人を用意しました。後は客が来ることを理由として、家に居られました。この前は、生まれ年が合わないなんて、今度は人を呼ぶまで私達を邪魔するなんて、もう我慢できなくなって、直接に彼女の姉と交渉したいと桓に要求したが、誤解で交渉させてくれなかったのです。喧嘩したいと思い込んだ桓は分かりやすかったからです。自分の思いを持っていない桓さんを嫌って、電話を切りました。