小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

ドリーム×クロック Ⅰ

INDEX|1ページ/1ページ|

 
RRRRRRRRRRRRRR・・・・・――――





何処からか、電話が鳴っているのが聞こえる。


―――――うるせぇなぁ、さっさととれよ誰か。


いつまでも鳴りやまないその音に対し、俺は舌を打つ。
そして気付く。


―――――ああ、誰もいねぇのか、ここ。


それが最後。
俺はそのまま意識を失う。

と、言っても、気を失ったことは目覚めてから気付いたんだが・・・

まぁ、いい。
そんなことより、どうして俺がこの住み慣れた事務所で、
こんな大けがして倒れてんのかって話だ。
                ・
                ・  
                ・
                ・
                ・
                ・
俺が目を覚ましたのは、電話が鳴っていたあの時からだいたい6時間ちょい。
俺の左腕にしている腕時計が5時38分で止まってて、事務所の壁の時計が11時42分で動いてる。
つまり、そういう事だ。


―――――日付が変わる前に目覚めてよかったよ。


・・・なんて、思ってみたりして。

夜中に起きたって何もすることねぇよ。どうすんだ。

まぁ、とりあえず・・・


「寝るか」


そして俺は、"今日"に別れを告げるためにペットに潜り込んだ。

"今日"と、言うか・・・―――――





"この世界"・・・か?



              to be continued・・・
作品名:ドリーム×クロック Ⅰ 作家名:黒雨花