更新日時:2016-08-08 06:29:36
投稿日時:2011-04-06 22:13:07
父の肖像
著者の作品紹介
実家に帰って、仏壇の近くに飾られている父の肖像を見ていると、いつも過ぎ去った時間が蘇り、あれこれと考えさせられる。もう一度、会えることができたなら、幸せだったかどうかを聞きたい。そして、自分のことをどう思っていたか聞きたい。自分が父をあまり好きではなかったことを知っていたに違いない。母という存在を介して、かろうじて親子という細い糸が結ばれているに過ぎなかった。自分は父との関係をそんなふうに思っていたが、父はどうだろう。
感想コメント (1)
このノベリストに入って、最初に読んだ作品が『父の横顔』でした。レベル高いなぁ、と思いました。 | 杉浦時雄 | 2012-07-17 22:06:21