小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
シキ
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 21090
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
遠回りをしよう
INDEX
|4ページ/11ページ|
次のページ
前のページ
もう一度腰骨に跳び蹴りをしてやってから、俺はレシピ帳を書き写すという任務を思い出してさっさと店から引っ込んだ。慣れ親しんだこの店を、この下町を離れるのは寂しかったけど、城はそう遠くない。アルに言えばすぐ帰ってこれるだろうし、一生後宮ってことはないはずだ、多分。そんな希望的観測と、あとは噂話のなかの存在だった城に行くってことにちょっとワクワクを感じつつあった俺は、なにか言いたそうだったアルの物憂げな顔なんてお構いなしに使命に燃えて店での最後の1日を終えたのだった。
作品名:
遠回りをしよう
作家名:
シキ