まっくら
誰かに助けてと嘆く今日の心
一人じゃとても抱え込めない心の叫びを
あなたはどう受けとめるだろう・・・
きっとあなたは" 前を見ろ"と言うでしょう。
でもあたしは前が見えないのです。
あたしが目指す明日に夢も希望も何もない。
すべてを失ったのです。
だから明日を生きるだけでも精一杯。
だまって立っているだけでギリギリなのです。
今、土砂のように綺麗に自分が崩れてゆく・・
今にもつぶれてしまいそうで・・
怖いの、正直。
あたしの周りは不安と戦いながらも
明日への希望に満ちあふれている。
その瞳はキラキラと輝いていて。
あたしはそれを羨ましそうに黙って見てる。
だけどこうにはなれなくて・・
あたし一人だけおいてかれてる
手を伸ばしても届かなくて。
必死に追いかけてる
それでも追いつかなくて。
・・だから、自分はただ黙って歩いてる
ただ、 だまって。
その道は光など照らしてない。
永遠に真っ暗な道がつづいてるだけ。
早く朝が来ないかな・・・