黒玉
「腹いて~た…助けて」
冷たい空のした蟻は、仲間のために餌を運んでいた。途中、家の廊下に落ちていた物を仲間に報告せず、うまそうだと言う理由で全部食べてしまった。
その後蟻知ってしまった…これは牛乳で、出来ているのを、なんと食べ終わった後、人間が話しているのを聞いてしまった、何とこの蟻どうも腹が弱いらしくすぐに壊したと言う訳である。「あんまりだ…こんな事があっていいのでしょうか」 実はこの時この場所は、とても寒く蟻にとっては死んでしまう温度だった。
「どうしたらいいんだよ」
その時、人間が臭い何か、丸いものを落としたのである。蟻にとってはでかい岩に見えた。
「何だろう」とゆっくり近づくと…
「ばあ」と黒丸が振り向いた。
「あんた今困っている?」
何か頼りがいのある声が聞こえた。
「はい困っています」
と顔を上げると、仏顔のおばさんが向いた。
今までの経緯を説明すると「私をかじりなさい、さすれば道は開けるだろう」
蟻は嬉しくっておもいっきりかじると苦く…
「ぶっはぁ」と叫んだ。
するとお腹がよくなるのを感じた。
「ありがとうございましたおかげで直りました」と頭を下げるとそこには黒玉がいなかった。
蟻はきっと神が来たんだと心が温まった。