更新日時:2011-02-07 02:59:18
投稿日時:2011-02-07 02:59:18
『菊地の牛乳』【掌編・コメディ】
作者: 山田文公社
カテゴリー :コメディ小説
総ページ数:1ページ [完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
まだ夜も暗い内事件は起こった。
それは野村家の妻、咲子の悲鳴から始まる。
慌てて玄関へと駆けつけた菊地は、崩れ落ちている咲子を抱えて問いただしても、咲子は玄関を指さし震えるばかりだった。
玄関を飛び出し辺りを伺う菊地。
だがそこには誰もいなかった。
再度菊地が、妻の咲子に尋ねると、ようやく口を開いた。
「牛乳がなくなっているんです」
それは野村家の妻、咲子の悲鳴から始まる。
慌てて玄関へと駆けつけた菊地は、崩れ落ちている咲子を抱えて問いただしても、咲子は玄関を指さし震えるばかりだった。
玄関を飛び出し辺りを伺う菊地。
だがそこには誰もいなかった。
再度菊地が、妻の咲子に尋ねると、ようやく口を開いた。
「牛乳がなくなっているんです」