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女子のキモチ。

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バレンタイン当日、前期試験2日前。


皆が猛勉強に焦る中、私は一人置き手紙の内容を考えることに耽っていた。

考えた末にこんな文に。

「放課後体育館裏に来て下さい。話しがあります。」

いつの時代の果たし状だ、こりゃ。

書いたあと後悔したんだけど。


アイツは・・・

来てくれた。


緊張で舌が回らない。

「え、あの、来てくれt、・・・」


やばい、テンパってる・・・

こんなんじゃ嫌われちゃうよ!!!

アイツはぷっと笑って、

頭をくしゃっと撫でる。


「落ち着けって。」


落ちつけるハズないじゃん。

多寡なる胸に手をあて、

ゆっくりと、自分に確認するように伝えた。





「私、   君のこと-・・・・・」





作品名:女子のキモチ。 作家名:ろみおω