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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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ダークネス-紅-

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 アリスは呟きながら公衆トイレへ向かって歩いていたとき、電脳に通信が入った。
《……アリス……すぐに……僕のところへ……》
 尋常ではない咳き込む音が聴こえアリスは慌てた。
《愁斗様!》
 返事はなかった。
《愁斗様!》
 やはり返事はなかった。
 主人が危機に陥っていることを知り、アリスは踵を返して愁斗の元へ急いだ。
 アリスは紅葉を見捨てたのだ。
 そして、アリスは見捨てた相手に向かって呟く。
「……死ねばいいのに」