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あなたに●●●を渡され隊!

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今、川田奈美は
右手に1000円札を持ち
左手には大好きなファッション雑誌を抱え
レジの前に立っていた。
本屋の。





あ、あの人めっちゃカッコいい///





そして、思ったのが上記のような台詞だ。
何故思ったのか。


ここの本屋には
レジが3つあり
一番左は使用してなくて
その左から
太っているおじさん。
真ん中には
無愛想なお姉さん。
そして右には
…とっても黒髪の似合う黒ぶち眼鏡のお兄さん。

そのお兄さんを見てしまったからだ。

思ったと同時に
どうしてもそのお兄さんに
大好きな雑誌をお釣りを渡されたくて
うずうずしていた。


レジは満員で
人がたくさん並んでた。

奈美は
右の人に当たりたくて
何人目に並んだらその人のレジに行けるか
細かく計算して並んだ。



あと5人…
あと3人…

…あと1人!





と思ったその時!

「お次のお客様、こちらのレジへどうぞー。」
一番左のレジに
太っていて
汗をかいている眼鏡のお兄さん?が立っていた。






う、うそでしょ…







奈美の夢がひとつ
崩れ去った。








次、お店に行ったときの店員に期待するのが
奈美の日常。