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大神 葉暮
大神 葉暮
novelistID. 21992
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結論の循環の法則

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結論の循環の法則



物事には最終的に結論・結果・答えが出る。

それは物事によって多種多様。

例えば、目の前にガラスのコップがあるとする。

それを持てば、ガラスのコップを持った。という結論になる。

ここから、何を注ぐか、何処に持って行くか、または、手を滑らせて、ガラスを割ってしまうか。

この様に結論が終わると定義があり、定義が終わると、また結論。

無限に続いて、これを結論の循環の法則と言う様にする。

では、結論の循環の法則は何物にも値するのか。

その通りなのである。

例えば、地面と空の境目を提唱せよと、疑問提示される。

すると、何処までが地面なのか、空が何処から何処までなのかを考えるが、

人間の心理上、地面は地に足が着く場所、空は天候が変わる、雲がある場所程度。

それでは、有耶無耶(うやむや)の為、

地面と空気中の境界を提唱せよと、新たに疑問提示されるとする。

それは不可能な質問だが、大抵は足が地に着かなくなったら、そこは空気中であると、提唱する。

だが、何ミリ、何マイクロ、その数こそも無限大にあり、

正確には分からず、うやむやになってしまう。

このような例題でも、必ず結論が出て、結論は、正確には分からない。と、なる。

このように、分岐点が出たとしても、必ず個々の結論が出されるのである。
作品名:結論の循環の法則 作家名:大神 葉暮