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藤和 華蘭
藤和 華蘭
novelistID. 16853
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「カラオケ」「眼鏡」「パイ」

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「カラオケBOXを買ってみた!!」

バーン!!と陸がカラオケBOXを指さしている。

「うん・・・カラオケBOXを買ったのか・・・買うのはいいが・・・何故ココに持ってきた!!」


キーーーーンコーーーーンカーーーンコーーーーン


タイムングよく後ろでチャイムがなった。そう、ココは月島学園美術部室・・・・。

「雰囲気もあっていないだろ!!」

洵はまだ怒っている・・・ドンドン視点がずれていっていし・・・。

「大丈夫wちゃんと暗幕をもってきたから☆」

陸は、どこから出したのか暗幕を取り出し洵に渡す。

「う~ん・・・まぁ・・・それなら・・いいわけあるかぁ!!」

洵は、渡された暗幕を上に投げた。

「えぇ~!!洵は何が気に入らないのぉ~?」
「普通に考えろ!!おかしいだろ!!何故お前は学校にカラオケBOXなんて持ってきているんだよ!!」
「・・・買ったから??」

陸は当然でしょ??みたいな顔をしている。

・・・・陸には普通という言葉は通用しない・・・。

「・・・・・・・ムリ・・・・・。」

洵は、諦めた・・・最近は、諦めがはやくなりました。

「でねでね!!今日はねぇ~  ジャァーン!! パーティセットももってきたんだよ!!」

そういいがら、陸は足元に置いていた袋から・・ゴソゴソと物をだそうとする。

「・・・何を持ってきたんだ??」

どうせ、くだらない物だろうと・・・色々と諦めはじめた洵が聞く。
いつもなら、博臣がいたりしてまだまだツッコミ役がいるのだが・・・今日は生徒会があるので遅れるそうだ。

「えっとねぇ・・・・まず!!変装セット!!」

といって、陸は変装セットを出す・・・アフロに・・・メイド服・・・猫耳・・・ヒゲ付鼻メガネ・・・

「誰がかけるんじゃい!!」

パキッ
ヒゲ付鼻メガネが良い音をだして割れた。

「あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!で、次は」

切り替えはやっ!!

「次は、パイ投げセット!!・・・じゃぁ・・・洵!!いくよ!!」

シューーーと音を立てながら皿にクリームをのせていく。

「えいっ!!」

洵に向けて投げた。

ヒョィ・・・。

洵はキレイによける。

「あぁぁ~~~~~~~!!洵!!せんでよけるんだ!!」
「あたるのは嫌だから。」

普通の返答が返ってきた。

「もぅ・・・もう一回!!」

次は2つ連続で投げてきた。

ヒョィ・・・ヒョィ

洵は簡単によける。
そして、そのパイは2つとも美術室の入り口に飛んでいく。

「すみませ~~ん!!生徒会で遅れましたぁ~。」

そこに、百合江が入ってきた・・・・。

「「あっ・・・・・」」