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フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
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叫びが消えた地上

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人が作ったんだから人が責任を負えばよいのにいつも人は責任を逃れようとして、それを啓発する我らもまた人間であることに気づく。生物学的にどうもちがわないし、それからのがれることはできないだろうけれども、それでも彼らに啓発したいと願って、しかしそれはかなわぬということをシェルターの中で知る。すまぬ。しかしもう何もできない。あとは放射能に犯された広大な荒れ地が残るだけ。
 
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 叫びは止まらない。
「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」

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 シェルターの中で子供が生まれ、孫が生まれ、そして曾孫、玄孫と続いていく。そしていつしかこの中の誰かが地上を再発見するのだろう。叫びが消えた地上を。