私の犬は生徒会長!
東 瀬戸美の着替えシーン。
・・・いや、俺だって欲しいよ。欲しいにきまっている。だがムリだ。彼女の周りは常に人が多く集まっていて、近づいて話しかけることすら困難な事。まぁ人気あるし、それにファンクラブだって。
俺は考えた。考えに考え、考え考え考え考え考えた。
「なぁ頼むよ会長ぉ、報酬はホラ、このとおりだからさ!」
天寺は五枚の諭吉様をぴらぴらとさせている。む、確かにコレはいい仕事。たった2,3枚のヌー●写真がこれほどの値になるとは。過去最大の金額にして、難関な仕事である。
いけるか?いけるさ・・・だって俺は鈴本 勇平だぞ?このおれになせないことは無い。(前言撤回)
「・・・よし、解った。天寺、その依頼、乗ってやるよ」
天寺はその言葉に唖然としているようだ。そして、出した言葉がこちら。
「ほ、本当か?」
「おいおい、さっきまでの威勢の良い頼みっぷりはどこへ行った?まかせろ。俺になせない仕事は無い!(前言撤回中)」
硬い友情の証として、俺たちはこぶしをコツンと合わせた。