tears muddy
◆あらすじ
賑やかな都市から少し郊外にある小さな家。そこで、貧しいながらも幸せに暮らす一人の少女と養父の物語。
14歳になった朝、養父から知らされた出生の秘密。葛藤の末少女は、運命と闘う事を決意した。
◆世界観
魔力と精神力と力で形成される世界。正しくは、金を持ったものが勝ちとされる世の中。
精神力がなければ魔力は生産出来ないが、魔力だけがあっても精神力がなければ使う事は出来ない。
力はそのいずれも持たぬものが得ようとする。金があればそれらを雇う事が出来る。
通貨はエン(1円=1エン)。
上記三つを持たないものは、貧しい生活を強いられている。
◆物語のはじまり
重税のせいで民衆の政府への不満は常に最上である。
そんな中、突如「ダークノア」という機関が発足し、政治・勢力・金銭全てから攻め、陥落させ、一躍、正義の機関として持て囃された。
事実上政権がダークノアに移り、最初の頃は良かったが、段々恐慌を強いられる事になる。
徹底した税の取得。制限される歓楽。一切の違法・金銭を掛ける等の遊戯を禁止。そして科せられる重労働。
本来あるべき姿なのかも知れないが、民衆にとって今の世は、苦痛でしかなかった。
民衆の怒りの矛先は、ダークノアの関長に向かう。
◆名前
①♀主人公13 フィスカ(フィスカ・アンスバレック)
②♀ヒロイン20 ピアセス(ピアセス・ブルーセフィア)
③♂養父25 グレイア(グレイア・ロードキネシス)
④♂実父?? ビリー・ジャンヌ(ビリー・ジャンヌ・エルーン)
⑤♂部下(官長)19 レッスカーリア(レッスカーリア・アン・パルックス)
⑥♂部下23 ジル・レイル(ジル・レイル・ブルーセフィア)
◆性格
①芯は強いが泣きやすく怒りやすい。割と世間的に冷めている。博愛主義。魔力はないが精神力はある。
②「天使」の肩書の通り、美しい容姿、分け隔てなく誰にでも手助けをする。特技はヒール。
③穏やかだがフィスカの事となると見境がない。昔は荒くれ者だった。
④他人を信用しない事を信条とし、機関の関長として成功した。⑤をとても気に入っている。
⑤若くして指揮官長。④に信頼を寄せる。
⑥機関の人間であり、②の兄。人間としての禁忌を犯し、機関から追放される。
作品名:tears muddy 作家名:桐重